今回はホームページ制作とは少し趣旨を変えて、次に来るかもしれない未来の話をしてみましょう。

皆さんはメタバースやWEB3という言葉を聞いたことはありますか?「メタバースとWEB3」という書籍では、これらの言葉と、新しい世界がどのようなものであるかが紹介されています。今回はこの書籍の内容を元に、メタバースとWEB3という世界を紹介したいと思います。

メタバースとは?

メタバースとは、XR(VR、AR、MR)、ミラーワールドといった、現実とは別のバーチャルの世界のことです。従来からVR(バーチャルリアリティ)、AR(拡張現実)といった技術は存在していましたが、それらを統合した新しい言葉としてリブランディングされたものが、メタバースと言えます。

WEB3とは?

一方でWEB3とは、従来までのWEB1.0、WEB2.0という言葉の続きとして登場した新しい概念です。

これまでを振り返ると、WEB技術が登場して、パソコンを中心に発信者が一方的に情報をおくる黎明期がWEB1.0。

その後、WEB2.0の世界では、モバイルファーストや、ソーシャルファーストといった、まさに今我々が当たり前に接しているWEBの在り方を指しているといえます。WEB2.0の世界では、FacebookやGoogleといった巨大なプラットフォームが支配してきました。

そしてWEB3の時代では、バーチャルファーストでブロックチェーンを活用したパラダイムシフトが起こり、スマホからバーチャルデバイスへ以降し、データ処理がAIやブロックチェーンを活用したものに置き換わると言われています。WEB3のみ”.0″がついていないのは、同じ軸線とは技術的にも延長線ではないという意味が込められています。

スマホからバーチャルデバイスへ

メタバース、WEB3の世界への変革に必要なのが、バーチャルデバイスです。すでにメタ社(旧Facebook)が発売しているOculusQuest2は2020年に1000万台を超えているとも言われています。

今の筆者の感覚では、スマホからバーチャルに置き換わるという世界はいまいちイメージがわきませんが、スマホが初めて登場したときも、”こんな小さい画面では何もできない”と言われていた中で、爆発的に普及した経緯を考えれば、バーチャルの世界に置き換わる可能性もなくはないかもしれませんね。

どれだけ世界が進んでも、ホームページのように自社のビジネスを発信する方法は依然有効です。まだまだデジタル化が進んでいない方でも、始めの一歩としてホームページでの情報発信から始めて見るとよいでしょう。