ChatGPTには色々な人格を搭載できることはご存知でしょうか?
今回は、ふとしたときにスティーブ・ジョブスでできないかな?と思い、ChatGPTで作ることができるGPTsというアプリで、「バーチャル・スティーブ・ジョブス」というアプリを作ってみました。
GPTsとは、OpenAIのChatGPTをベースにしたカスタマイズ可能な対話型AIアプリのこと。ユーザーは特定のキャラクターや専門知識を持ったAIを作成し、様々な用途に応用することができます。
例えば、今回のように歴史上の人物や現代の専門家などの人格を模倣し、その人たちとの会話を楽しむことができます。
さらに、ビジネスの現場では、カスタマーサポートやマーケティングに活用することで、より個別化された対応が可能となります。
バーチャル・スティーブ・ジョブスは、無料で誰でも試すことができます。
思った以上にジョブスと会話できたので、その会話の一例をご紹介します。
まずはテクノロジーに関する質問をしてみました。
ジョブスもAIにはきっと大きな関心を寄せていたでしょう。
次に私の業界であるWEBマーケティングの動向について聞いてみました。
すごく的確に捉えているように感じます。これは実際にWEBマーケティングを専門とする筆者でも同じような感覚を持っています。
特に動画・音声コンテンツはより重要になってきています。プライバシー保護の話はAppleっぽい話ですね。
次にAIによって今後どうなるかを聞いてみました。
おぉ、自分では考え付かなかったアイデアを出してもらいました。
振り返り
今回はスティーブ・ジョブスで実践してみましたが、他にもさまざまな経営者で実践できそうです。特に発信内容や発言内容が多く残されている経営者ほど効果がありそうですね。
ChatGPTのプロンプト開発を行なっています
今回は半分遊びでGPTsにスティーブ・ジョブスの人格や喋り方をするように設定してみました。
このように仮想の人物像を作成してその人物と会話させるようなことが実現できます。(その人物像がわかるようなテキスト情報(学習データ)が多ければ多いほど、より簡単に設定できるようになります。)
例えば、GPTsと似たような仕組みを応用して、仮想の人物をLINE公式に組み込んで、LINE上でAIに顧客対応してもらうということができたりします。(いまはまだ人間と同じとまではいきませんが、顧客の感度を上げることくらいはできるでしょう。)
弊社では、このようにChatGPTでのプロンプト開発や、LINEへのChatGPTへの組み込みなども行なっております。興味がある方は、ぜひ一度お問い合わせください。