2022年8月15日
コロナの影響で、生徒を集めてスタジオでレッスンするような業種の方は大きな影響を受けました。その中で、オンラインレッスンに移行したいと考えている方も多いのではないでしょうか？
今回はライブや録画でレッスンを配信する様々な方法やツールを紹介する
オンラインレッスンを始めるにあたっては以下のような壁があります。
- どうやって配信するか
- どうやって販売するか
- どうやって生徒を集めるか
ライブで配信する様々な方法
ライブ配信でレッスンをやるとなるといくつか選択があります。
- Zoom
- Youtube Live
- 各SNSでのライブ配信
どれも同様にライブ配信は可能ですが、参加者層や用途によって使い勝手は別れてきます。
おすすめはZoom
ライブ配信サービスの中でも、オンラインレッスンという点に特化すると、いま最も使いやすくておすすめなのはZoomです。
Zoomは1対多でオンラインライブが配信可能で、主催者はURLリンクを共有するだけで、受講生に参加を案内することが出来ます。
Zoomには無料プランと有料プランがあり、以下のような違いがあります。
| プラン | 無料 | プロ |
|---|---|---|
| 料金 | 無料 | $149/年 |
| 参加数 | 100人 | 100人 |
| 1対1 | 40分/回 | 無制限 |
| 1対多 | 40分/回 | 無制限 |
| ライブストリーミング※ | – | 可能 |
ライブストリーミングというのは、Facebook 、YouTube、Twitterにライブストリーミングで配信できる機能のことで、無料のイベントなどをより多くの人に見てもらいたいときに有効です。
Zoomでライブ配信でグループのオンラインレッスンをするならば有料プランを契約する必要があります。マンツーマンレッスンであれば、無料プランでもOKです。
一方で、Youtubeであれば無料でライブ配信をすることもできます。そうであればYoutube Liveの方がいいのでは？と思うかもしれませんが、残念ながらYoutube Liveを限定公開して有料チケットで配信するといったようなやり方は規約で禁止されています。裏を返せば、無料のオンラインイベントを開催するのであれば、Youtube Liveはよい選択肢になりえます。
Zoomでのもう一つのメリットが、ほぼタイムラグなしで配信が可能という点でうす。参加者とのコミュニケーションが重要なオンラインレッスンでは、一体感を重視するという点において、タイムラグは気にしたい要素です。
チケットの販売とZoomのリンク共有
Zoomでライブ配信が出来るということになれば、あとはどのように申し込みを受け付けるか？を考える必要があります。
- 申し込みフォームを用意する
- 販売サイトを用意する
- 決済機能を用意する
の3つの観点で紹介します。
申し込みフォームを用意する
申し込みを受付ける申し込みフォームを用意します。申し込みフォームもいくつかやり方があります。例えば、無料のものであれば、GoogleフォームなどはGoogleアカウントさえあれば、お申し込みフォームを簡単に作ることが出来ます。
Googleフォームは、フォーム内容も簡単にカスタマイズすることができ、自由度が高く活用しやすいのが特徴です。また、すでにホームページをお持ちであれば、ホームページにGoogleフォームを埋め込むとよいでしょう。
Facebookのイベントページ
単発のイベントであれば、Facebokページでイベントを立ち上げる方法もあります。Facebookの場合は、ターゲットとなる潜在顧客がFacebookを見ているかどうかが重要になりますので、比較的知り合い（又は知り合いの知り合い）を対象にする場合には有効です。
決済機能はないので、別途決済方法を組み合わせる必要があります。
Peatixで募集する
Peatixは一般向けに単発イベントの募集をかける場合に有効な方法です。参加費が無料の場合は料金がかかりませんが、有料イベントの場合は手数料が発生します。
参加者はクレジットカードを始めとして、様々な決済手段で支払うことができます。
販売サイトを用意する
・ホームページを作成し、販売ページを用意する。
・ECプラットフォームを使ってネットショップを作成する。
・FacebookやSNSで販売する。
最近では多くのプラットフォームやSNSでは、簡易的に決済をスタートできる機能が備わっています。
決済機能を用意する
一番技術的にハードルが低いのは銀行振込をお願いする方法です。先程紹介した何かしらの方法で申し込みを頂いた生徒さんに、メッセージやメールで振込口座を案内し、入金確認後にZoomのリンクを送るというようなやりとりであれば、比較的誰でも簡単に決済できます。
他にも個人事業主などであれば、PayPayなどのスマホ決済アプリを利用して、個人間送金でお金を受け取る方法などもあります。
まとめ
今回紹介したように、動画配信でレッスンする点でいえば、一つのサービスで完結させるというよりも、用途に応じて様々なサービスや機能を組み合わせて実現するという方法が現実的です。
コロナ禍のこの時代、是非オンラインの動画レッスンで、新しいチャレンジをしてみてはいかがでしょうか？
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