いまでは誰でもスマートフォンで簡単に様々な調べ物をする時代になりました。今回は、あなたのビジネスにおいて、なぜホームページ制作が必要なのかを解説してみたいと思います。

ホームページの役割とは?

ホームページには、ホーム(つまり家)という言葉があるように、インターネットの世界におけるあなたのビジネスの窓口としての役割がまずは第一に挙げられます。

お客様にホームページを見て頂くことで、会社のサービス内容や会社の所在地などの基本的情報を、誰でも簡単に知ることができます。

また、ホームページには、名刺としての役割があります。最近では法人の銀行口座開設や、法人としてサービスを契約する場合にも、会社ホームページを入力する欄が設けられるのも当たり前になりました。その点において、ホームページの役割は、信頼性を高める上でも非常に重要や役割を果たしています。

ただ、これはインターネット黎明期から言われていたことであり、あえて”今”つくる理由にはなりません。

それではなぜ、今、ホームページを作る必要があるのでしょうか?

ホームページが今だからこそ必要な3つの理由

・デジタル世代が広がっている

令和2年の総務省のデータによれば、世帯におけるスマートフォンの普及率は83.4%と、かなり普及が進んでいます[1]。特に若い世代に限ればこの数字はさらに高いものになるでしょう。

このような流れの中で、より多くの方が、必要な情報をオンラインで取得する(Googleで検索する)、ネットショップで商品を購入する、という行動に慣れ親しんでいる層が増えてきているように思います。

つまりホームページというデジタルな手段を企業も用意して置かなければ、そもそも商品を届けたいお客様にリーチすることすらできないという状況になりつつあると言えます。

[1]・・・令和3年 総務省 – 情報通信白書

・コロナによる価値観の変化

新型コロナウイルスが蔓延したことで、多くの方が活動自粛を求められ、”人に会わない”、ということが長期間に渡りました。

コロナが終われば、また以前と同じように、人に直接会ってビジネスが進められるのでしょうか?

実体験として、ビジネスの世界において、”人に直接会わない”でビジネスを進めるというのが、一過性のものではなく、ビジネス文化として当たり前になりつつあるように思います。実際に弊社のお客様でも、はじめから終わりまで完全にオンラインで完結するという事例も出てきました。

今までは商品やサービスの情報を届けるのに、直接会って何かを伝えるのが当たり前だったかもしれませんが、これからは”直接会わない”というのが当たり前になりつつあります。

以前であれば、名刺に必要な情報が合ったかも載っていたかもしれませんが、オンラインミーティングであれば、名刺交換がないのも普通です。

そういったときにホームページの名刺としての役割はより重要です。そして、ただ名刺として見てもらって終わりというだけではなく、実際にお問い合わせや購入といった行動につなげる仕組み作りが必要になります。

ここは以前からあるホームページとは役割が異なる部分です。

・政府が推し進めるDX

政府は平成30年ころから、DX(デジタル・トランスフォーメーション)を提言しはじめました。

DXとは、政府の定義によれば以下のようにされています。

企業が外部エコシステム(顧客、市場)の劇的な変化に対応しつつ、内部エコシステム(組織、文化、従業員)の変革を牽引しながら、第3のプラットフォーム(クラウド、モビリティ、ビッグデータ/アナリティクス、ソーシャル技術)を利用して、新しい製品やサービス、新しいビジネスモデルを通して、ネットとリアルの両面での顧客エクスペリエンスの変革を図ることで価値を創出し、競争上の優位性を確立すること

「世界最先端デジタル国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」(令和2年7月17日閣議決定)

わかりやすく要約すれば、デジタル技術を用いることで、サービスやビジネスモデルを変革し、新しい価値を生み出すことで競争力を高めるということです。それでは、ホームページを作れば、このDX化は可能なのでしょうか?

ホームページをただ作ったからといって、新しいサービスやビジネスモデルがすぐに生まれるかといいうと、それはまた別の話になります。

しかし、まずは集客の一端をホームページを通して、はじめることで、その足がかりを作ることはできます。

ホームページだけ作ればよいわけではない

以前はホームページさえあれば、それでOKという時代でしたが、いまはGoogle検索だけではなく、SNSやTiktok、Youtubeなどの動画マーケティングも重要になってきました。

ただし、人的、資本的リソースが限られている中小企業では、すべてのSNSなどに取り組むわけにはいきません。

自社のビジネスにあったマーケティング方法を選択し(何をやらないかを決めるのも重要)、どういう集客ルートを想定するかを検討するようにしましょう。

作って終わりにしないホームページ制作を

いま、時代に合わせたホームページを作るならば、ただ名刺代わりとして使って終わりにするのではなく、ホームページを足がかりにビジネスを伸ばしていくという目線が重要になります。

そのためには、「ホームページを作る」を目的にするのではなく、ホームページでビジネスをどのように伸ばしていくか?という目線で目標を定めると、またホームページの役割や大きく変わってきます。

ホームページ制作サービス「Nobil(ノビル)」では、売上が”伸びる”を目標としてホームページ制作を行っています。ただ作って終わりではない、ホームページ制作サービスを提供しております。

まずはお問い合わせください!