先日、テレビショッピングでおなじみのジャパネットたかたの創業者である高田明社長の講演を聞く機会に恵まれました。

その中で、商品の魅力を伝える方法についての話があり、あらゆるビジネスに通じるヒントがありましたので、それを紹介したいと思います。

180万台売れた電子辞書の付加価値は?

それは商品を紹介する際に、その商品がどのような価値を提供するかを伝える方法についてです。

例えば、高田社長は電子辞書の人気機種であるカシオのエクスワードを180万台も売り上げたとおっしゃいました。では、この電子辞書をどのように売り上げたのでしょうか?

通常であれば、この辞書には何冊の辞書が収録されているかや音声で単語を発音してくれるといった機能について説明することが一般的ですが、高田社長は

「お孫さんに5つのネイティブの単語を教えませんか?」

「お子さんが英語喋れるようになったらいいですよね?」

といったように、商品を購入した後の購入者の未来について話したそうです。その結果、商品を購入した人の8割が70歳以上の高齢者だったということです。

本来であれば、電子辞書の主要な購入者は学生や英語を勉強している社会人であると考えられますが、伝え方を工夫することで、新しい顧客層を開拓することができたと言えます。

自社の商品の付加価値は?

それでは、皆さんが扱っている商品やサービスの付加価値は何でしょうか?

優れた機能やデザイン、サービスなどでしょうか?

もしかすると、これまでの商品の伝え方を少し工夫し、お客様目線で新しい付加価値を想像することで、これまでにない市場を開拓できるかもしれません。

商品の魅力を伝え方一つで高めることができる可能性があると考えると、わくわくしませんか?

商品の魅力の伝え方

今回紹介したテクニックは、ある意味高度な技術だと思います。

マーケティングの世界では、「お客様が欲しいのはドリルではなく穴が欲しいのだ」という言葉があります(レビットのドリルの穴理論)。つまり、お客様が求めているのはドリルそのものではなく、ドリルで作ることができる穴だということです。高田社長のテクニックも、ある意味、「お客様が必要なのは『穴』ではないか?」といったように、お客様が気づいていない提案をすることで、新しい市場を開拓することができます。

顧客にとって、その製品の新しい価値に気づかせてくれる、と言うのは、まさにマーケティングの真骨頂だといえそうです。

これまでのように、お客様の悩みを解決するだけではなく、新しい視点を持つことが重要であると言えます。

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