最近ではネットショップを始めたい!といった時に、それこそ個人レベルでも簡単にネットショップを始められる時代になりました。
選択肢が増えることはいいことですが、いったいどのようなプラットフォームを選ぶことが最適なのでしょうか?
今回はネットショップ開設で特に話題に上がりやすいい人気のプラットフォームを比較して、どういうタイプの人がどのようなネットショップを選ぶべきなのかを紹介してみたいと思います。
【今回比較するサービス】
・Shopify(ショッピファイ)
・BASE(ベイス)
・Woocommerce(ウーコマース)
Shopify(ショッピファイ)
Shopifyは、カナダを拠点とした多国籍eコマース企業で、世界で最も利用されているeコーマスのプラットフォームです。日本ではまだまだ知名度はありませんが、これから主流となるネットショップのプラットフォームとなることは間違いないでしょう。
Shopifyは様々な面で優れた特徴がありますが、従来のプラットフォームに比べて、小規模から大規模までシームレスに利用できるという点は大きいです。
従来であれば、売上の規模や扱う人の数に応じて最適なプラットフォームを選択肢、その度に再構築していく必要がありましたが、Shopifyではショップのスケールに併せて、他のシステムに乗り換えることなく一緒に成長していけるのが特徴です。
BASE(ベイス)
BASEは国内のベンチャー企業発のネットショッププラットフォームで、誰でも無料で簡単にショップを開設出来ます。ショップ開設の難易度としては非常に低いので、初心者が自分で始めるなら有力候補になります。
BASEは、テンプレートの種類が多く、無料、有料を合わせると100種類以上のテンプレートが用意されており、はじめての方でも、それらしいネットショップを開設することができます。
初期費用、月額費用は無料という点では魅力ですが、取引にかかる手数料について、以下の手数料がかかります。
決済手数料:3.6%+40円
サービス利用料:3%
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合計:6.6%+40円
流通金額が小さいうちは魅力的ですが、決済金額が大きくなることが見込まれる場合には、手数料が割高になる可能性もあります。
WordPress×Woocommerce
WordPressは世界で最も利用されているブログツールです。Wordpressには様々なプラグインを追加することで機能を拡張できるのが特徴です。Wordpress自体にはネットショップの機能はついていませんが、Woocommerceと呼ばれる無料のプラグインを導入することで、ネットショップの機能を利用することが出来ます。
ShopifyやBASEは、SaaS型ですので、ご自身でサーバーなどの準備は不要ですが、Wordpressについては、ご自身で別途サーバーを契約する必要があります。
Worpress自体が非常にカスタマイズ性が高いのが特徴ですが、Woocommerceも同様にカスタマイズ性が高いのが特徴です。
運営者ご自身で開設するハードルは高いですが、WEB制作会社の中でも、Woocommerceに最適化した業者もいますので、そういった業者に依頼する場合、低コストでネットショップを開設できる可能性があります。
ShopifyやBASEなどのサービスが登場するまでは主流のツールでしたが、最近は他のサービスを利用した方が柔軟性が高くなっています。
結論
初心者で、自分でネットショップを運営したいならBASEがおすすめです。無料で負担なく始めることができますし、技術的な難易度が非常に低いのがメリットです。想定する販売金額が長期的にあまり多くないような事業形態の場合はBASEは有力な選択肢になります。
一方で、これから本格的なネットショップ運営を始める場合にはShopifyが有力な選択肢です。高い拡張機能と、ネットショップの成長に合わせたシームレスな導入が可能になります。
Woocommerceは、今からご自身で導入を始める場合には非常にハードルが高いですが、普及して時間が立っているため、低価格で最適化した業者に依頼すれば、低コストでよりカスタマイズされたネットショップが開設できる場合もあります。
ネットショップは一概にどれが良いと決めつけるのは難しく、事業形態や売上の規模、今後の成長の見込み、どのようにして集客するか、など様々な要素を複合的に考慮して判断する必要があります。
ご自身でネットショップを始めるのに不安を感じる方は、是非プロフェッショナルに相談してみて下さい。
技術的なサポートが必要な場合には、是非WEBマーケティングのプロフェッショナルである、Nobolにご相談下さい。弊社では、ネットショップを作るのがゴールではなく、その後の売上が伸びる、ネットショップ作りで御社をサポートします。