長くホームページ制作の業界にいると、ホームページを知り合いに作ってもらったという話は本当によく聞きます。
体感では50%くらいの人が知り合いに作ってもらっています。(もちろんそんな多い比率ではないと思いますが、それくらいの感覚でよく耳にします。)
知らない人に頼むのは怖い?
確かにホームページ制作は中身の見えないブラックボックスになっていることも多いので、いきなり知らない業者に頼むとしても、かなり身構えてしまうのではないでしょうか。
実際に同業でホームページ制作を行っている方々と話てみると、知り合いの紹介づてで受注している方がかなり多いです。(実際に弊社も知り合いからのご紹介でお話を頂く機会はかなりあります。)
とはいえ、知り合いに作ってもらうというのは、安心感があるなどのメリットがある一方で、デメリットもあるので、知り合いに頼む前に、それらをしっかりと知っておくと、成功するホームページに繋がりやすくなります。
知り合いにホームページ制作を依頼するメリット
安心できる
ホームページ制作で業者に依頼する場合には、やはり相当の不安を感じるものだと思います。確かにホームページ制作は、その会社がどれくらいの技術力を有しているのか?どれくらいの金額で作ってくれるのか?どれくらい効果が上がるのか?が、業界的に非常に見えづらいという構造を持っているため、致し方ないことだと思います。
その点、知り合いに頼むというのは安心感が非常にあるのが魅力です。
安い
親しい人には良くしてあげたい。と思うのが人情ではないでしょうか?実際に私もこの仕事を初めたころは、知り合い(友人だから)ということで、かなり割引してホームページを作った経験もあります。
特に知り合いであれば、その製作者がどれくらいの実力・実績を持っているか、どういう人物かというのをある程度知っているので、作ろうとしているものが、安いのかどうかは、依頼者も多少は判断しやすくなるのではないでしょうか?
特にビジネスをスタートしたばかりの頃は、少しでも価格を抑えるために、知り合いに頼むことは多いと思います。
知り合いに頼む注意点・デメリット
希望を伝えづらい
好意で安くしてもらったりしていると、本当は違うデザインが良かったり、細かい点を変えたい!といった場合に、依頼者側が気を使って言いづらくなってしまう場合があります。
あくまでも人間関係にもよるかもしれませんが、制作する立場の方が目上の方だったりすると、なおさらそういったケースが起こりやすくなります。
納期が曖昧になる
知り合いに頼む場合に多いのが、「急いでないから、時間がある時でいいよ!」というパターンです。安くしてもらったりしていると、なおさら急かすのがなんだか悪いような気がしてしまいます。
そうしているうちに「ホームページまだ出来ないのかな?」と延々に待たされてしまう可能性もあります。
知り合いとはいえ、「納期」がいつになるのか?をしっかりと伝えることが重要です。また、口頭ベースでは納期が曖昧になりやすくなりますので、備忘録といったレベルであったとしても、メモを送付するべきでしょう。もちろん、理想が契約書であることは言うまでもありません。
効果を継続的にフォローアップされない
知り合いに頼んだ場合にもう一つ起こりやすいのが、ホームページを作ってもらったはいいけど、いざ改修をお願いしたいと思った時に、作った人と関係が途切れてしまったり、すでにホームページ制作の仕事をやっていない、というケースも見かけます。
また、ホームページを”作る”のは得意でも、ビジネスにつなげて売上を”伸ばす”という観点では、知識や経験がない場合もあります。(知り合いだからこそ、実力があるかを見分けるのが難しい場合も多いです。)
とりあえずホームページ!という場合には、知り合いで安く!というのはありがたいですが、本格的にホームページで売上を伸ばしていくことを考えている場合には、継続的なフォローが得られるかどうかも見極めのポイントです。
まとめ
ホームページを知り合いに頼む場合には、知り合いとはいえ、しっかりとお金を払って、ある程度ビジネスライクに行ったほうがうまくいく場合もあります。
どのような内容をいつまでに仕上げてくれるのか?を明確にしておくと良いでしょう。
また、作ろうとしているホームページはとりあえず作るだけなのか、本格的にビジネスにつなげて行きたいのか、その本気度によっても、変わってきます。
しっかりと売上に繋げる施策を考えているのであれば、複数の業者からしっかりと話を聞き、期待できる効果がホームページで得られるのかを見定めるとよいでしょう。
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