クレジットカードをはじめとしたキャッシュレス決済はいまや個人事業主や小規模事業者でも簡単に導入できるようになりました。いまやキャッシュレス決済の導入は事業の成長に欠かせない要素です。

特に、Square（スクエア）は、導入の手軽さと手数料の低さ、また多様な決済方法から、多くの事業者から支持を得ています。Squareは店舗での対面決済のみならず、オンラインショップでも簡単にカード決済を導入できる点も大きな魅力でしょう。

しかし、気になるのはその決済手数料です。今回はSquareの決済手数料に焦点を当て、さらにその手数料を無料にする特別な方法を紹介したいと思います。

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Square（スクエア）とは？

Square（スクエア）は、アメリカ発の決済サービスであり、ビジネスの規模に関わらず、すべての事業者が簡単に、そして効率良くキャッシュレス決済を導入できるサービスです。

従来であれば、カード決済はある程度の事業規模や実績が必要だったりと、導入にハードルが高いものでしたが、Squareを使うことで、個人事業主レベルでも決済を導入できます。

Squareはクレジットカード決済はもちろんのこと、電子マネー、QRコード決済など、様々な決済方法を顧客に提供することができます。

Squareは、見た目にも美しいデザインの決済端末を提供しており、店舗のカウンターに置くだけで、お店の印象をぐっと洗練されたものに変えることができます。またAndroidの対応端末であれば、スマホで決済することも可能です。

Squareの売上管理は、WEB上にある管理画面で確認できます。リアルタイムでの売上管理や在庫管理など、ビジネス運営をサポートする多彩な機能も備えています。

Squareでは初期費用や月額費用はかからず、決済手数料のみが発生する料金体系となっています。国内の事業者では、月額料金が発生するタイプも多いので、この点はSquareが非常に優れている点です。
※ただし、店舗での決済端末を使用する場合、購入が必要になります。

店舗がキャッシュレス決済を導入するメリットとしては、以下のようなものがあります。

・現金の管理する手間や時間が不要
・顧客の利用金額が上がる傾向

オンライン決済と店舗決済（対面決済）

Squareは、オンライン決済と店舗決済の両方に対応しており、事業者が顧客のニーズに合わせて最適な決済方法を提供できるようにしています。それぞれの決済方法がどのような特徴を持っているのかを見ていきましょう。

オンライン決済

オンライン決済は、インターネットを介して商品やサービスの代金が支払われるシステムです。特に、オンラインショップを運営している事業者にとっては、顧客が24時間いつでも気軽に購入できるようにするために欠かせない機能です。

Squareのオンライン決済システムは、簡単にウェブサイトやオンラインストアと連携が可能で、セキュリティ面でも高い安全性を誇ります。Squareの機能として無料でオンラインショップを開設することも可能です。

店舗決済

一方、店舗決済は、物理的な店舗での商品やサービスの購入時に利用される決済方法です。Squareでは、タッチスクリーンの端末やカードリーダーなど、様々なタイプの決済機器を提供しており、これらを使用することで、顧客は簡単に支払いを完了することができます。また、Squareの決済端末はデザイン性が高く、店舗のインテリアとしても優れた印象を与えます。

Squareの決済手数料

Squareの決済手数料は以下の通りです。

対面決済非対面決済
Visa
Mastercard
American Express
Diners Club
Discover
JCB		3.25%3.6% ※1
3.75% ※2
PayPay3.25%–
交通系電子マネー3.25%–
QUICPay3.25%–
iD3.75%–

※1 カード情報手入力、保存済みカード情報の入力 3.75%
eコマースAPI、オンラインチェックアウト、Squareオンラインビジネス 3.6%

決済手数料を抑えるには？

対面決済

決済手数料では、iDのみが決済手数料がやや高めの設定ですので、iDを非対応にする方法などが考えられます。

また、店舗販売とオンラインショップを両方行っている場合、対面決済の方が価格を抑えられますので、特に高額決済であるほど、オンラインショップよりも、店舗決済を優遇する方法を検討するとよいでしょう。

オンライン決済

オンライン決済では、「カード情報の手入力」「保存済みカード情報の入力」のみ3.75%とやや高めの手数料になっています。

ビジネスによって必然的に決済方法も決まってくると思いますので、こちらを抑えるのは難しいかもしれません。

その他の決済方法

オンラインチェックアウト

オンラインチェックアウトは、販売したい商品の名前や値段などを登録するだけでお会計リンク・お会計ボタンが作成できる機能です。

この方法は、ウェブサイトを持っていない事業者や、SNSを通じて商品を販売したい場合にも最適です。セキュリティが高く、迅速な取引を実現するため、顧客満足度を高めることができるでしょう。

オンラインチェックアウトの決済手数料は3.6%となっています。

請求書による決済

サービス業など、事前に価格が決定していない場合や、カスタマイズされた商品を提供する事業者には、請求書による決済が適しています。

Squareを利用すると、簡単に請求書を作成し、メールやSMSで顧客に送付できます。また、請求書はオンラインで簡単に支払いが可能ですので、事業者と顧客双方の手間を減らすことができます。

決済手数料：3.6%
※定期請求書の場合は3.75%

ブラウザ決済

お客様がその場にいなくても、電話で注文を受け付け、カード番号をブラウザに入力することで決済をすることができます。インターネットが得意ではないお客様向けの商材を扱っている場合などに有効です。

手数料：3.75%

ギフトカード

ギフトカードは、デジタルギフトカードの発行と管理を簡単に行うことができます。ギフトカードを事前に販売することで、先に売り上げを計上できるメリットが上がるほか、平均の売り上げ金額が16%から21%に上昇するという結果もあります。※

*Squareギフトカードを利用している米国加盟店の売上データに基づいています。

ギフトカードはQRコードやバーコードをスキャンするだけで、簡単に使用することができます。

決済手数料が無料になる申し込み方法

本来であれば、Squareは決済手数料が無料になるキャンペーンはありませんが、唯一、Squareの紹介リンクから特典を獲得することができます。

特典は2種類あり、お好きな方を選ぶことができます。

・カード決済10万円分の手数料が無料
・Squareハードウェアが2000円割引

決済手数料は180日（6ヶ月）以内、または決済金額が10万円に達するまでのどちらか早い方になります。

ちなみに10万円分で3.25%の決済手数料が無料になった場合の無料相当額は、3250円となります。

決して大きい金額ではありませんが、通常の申し込みではこの無料相当額を得ることはできませんので、是非とも活用したい特典です。

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