2024年5月18日
2024年5月25日
2024年5月16日、決済サービスを提供するSquareは、日本の事業者向けにiPhoneのタッチ決済（Tap to Pay on iPhone）サービスを開始しました。
これまで事業者は、Squareで顧客のタッチ決済を受け付けるには、専用のレジ端末か、Androidのスマホが必要でしたが、iPhoneを持つだけでタッチ決済を受け付けられるようになりました。
タッチ決済の概要
事業者は、iPhoneにSquare POSレジアプリをインストールするだけで、タッチ決済対応のクレジットカード、Apple Pay、その他のデジタルウォレットを受け付けられます。
追加のハードウェアや決済端末は一切不要です。この新しい機能は、iPhoneにあらかじめ搭載された機能を活用し、データプライバシーをしっかりと保護します。
決済処理を通じて、Appleはカード情報を端末やサーバーに保存しないため、顧客も安心して利用できます。
iPhoneのタッチ決済の詳細
決済手数料
タッチ決済を利用した事業者側が支払う手数料は3.25%となっています。
対応可能な支払い方法は？
クレジットカードのタッチ決済、またはApple Payなどのモバイルウォレットが利用可能です。
電子マネーは対応していません。
カード情報の手入力による決済、QRコード決済、およびリンク決済などは、専用端末であるSquare POSレジを利用することで可能になります。
タッチ決済の支払い可能額の上限は？
サインレス決済の上限は1回あたり15,000円です。iPhoneのタッチ決済で15,000円を超える場合、タッチ決済対応カードでは購入者の署名が必要です。モバイルウォレットの場合、Touch IDやFace IDなどの生体認証で購入者の本人確認が行われます。
レシートや領収書、クレジットカード利用明細は出せる？
出ません。Squareのレシート端末を購入することで連動可能になります。
Android端末（Tap to Pay on Android）はすでに対応
基本的な使用条件等はiPhoneと同じです。詳しくはこちらにも記事があります。
専用端末はいらなくなる？
今回のスマホ対応は、あくまでも簡易的な決済が可能になる側面が強いと思うので、実店舗がありカードを使用する顧客の頻度が高いようなビジネスであれば、専用端末を用意した方が無難でしょう。
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