Googleマップに自社情報を掲載することができるGoogleビジネスプロフィール。Googleマップ上でこのプロフィールを上位表示させることをSEO対策との退避でMEO対策などと言ったりします。
MEO対策とは、”Map Engine Optimization”の略で、Googleマップ上での検索結果において、ビジネス情報を上位に表示させるための施策のこと。住所や営業時間、レビューなどにより、利用者が企業を見つけやすくることができます。
このMEO対策を行う業者はそれこそ無数にいるのですが、弊社のとあるお客様に、実際に起こったトラブルの話を紹介します。
そのトラブルの内容とは、ずばり「オーナー権限を業者に渡してしまった」というトラブルです。
Googleビジネスプロフィールの2つの権限
Googleビジネスプロフィールには、2つの権限の種類があります。
・オーナー権限
・管理者権限
権限の内容 | オーナー | 管理者 |
---|---|---|
ユーザーの追加・削除 | ✔️ | |
プロフィールの削除 | ✔️ | |
その他すべての編集 | ✔️ | ✔️ |
この二つを見るとわかるのですが、オーナー権限にはプロフィールの削除の権限が付与されています。
つまり、業者にオーナー権限を渡してしまうと、プロフィールが削除されてしまう可能性があるということです。
運用期間が短いアカウントであれば、影響は少ないかもしれませんが、口コミを貯めたアカウントや、上位表示されているようなアカウントだと、ビジネスに大きな影響を与える可能性があります。
実際に起こったトラブルの例
先に紹介したお客様は、本来説明を受けていたような十分なサポートが受けられていないにも関わらず、業者から報酬を要求してきたというトラブルに遭いました。
お客様が報酬の支払いを渋っていたところで、支払いをしなければ「プロフィールを削除する」と脅されてしまい、なくなく支払うことになったそうです。
お客様自体が、その業者から十分なサポート内容の説明を受けていたのか、またはそれに合意していたのか、など、一方的に業者のみを責めることはできないかもしれませんが、オーナー権限を渡したことでトラブルがより深刻になったという点は言えるのではないでしょうか。
オーナー権限は渡さない
「オーナー権限がなければ管理ができない。」と業者に言われることがあるかもしれませんが、管理の面で現実的にオーナー権限がなければできないことは「ユーザーの追加・削除」だけです。
Googleビジネスプロフィールの管理、またはMEO対策を外部に委託する場合には、オーナー権限は渡さないように注意しましょう。
または新規で作成する場合には、オーナー権限が自分になるように依頼するようにしましょう。(Googleビジネスプロフィールの管理にはGoogleアカウント(Gmailアカウント)が必要です)
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